ウクライナ最高傑作・ロマチェンコが強すぎる!

最高傑作 ロマチェンコ

ウクライナのボクシング史上最高傑作、ワシル・ロマチェンコをご存知ですか?

 

特異な練習内容やファイティングスタイルから、彼は「ハイテク(高性能)」とも呼ばれており、その実力は折り紙つきです。

 

彼のボクシングキャリアはアマチュア時代から卓越しており、その戦績はなんと397戦396勝1敗!

99.7%もの勝率を誇る超人的な実力の持ち主だったのです。

 

オリンピックにも出場しており、北京(2008年)とロンドン(2012年)で開催されたオリンピックでは、共に金メダルを授与されています。

 

プロになってからもその実力は健在で、現在では16戦14勝10KO2敗という成績を残しています。

 

注目すべきはその数字ではなく、スピードです。

 

彼はなんとたった2戦目にして世界タイトルに挑戦していたのです。残念ながら史上最速での王座奪取とはなりませんでしたが、次戦にて王座を獲り、史上最速タイ記録を残しています。

 

それだけではありません。

彼は7戦目にして二階級制覇を果たしています。この記録は、あの怪物・井上尚弥選手を上回る史上最速記録として彼のキャリアを飾っています。  

 

彼の快進撃はそれに留まりません。

12戦目にしての三階級制覇は、これまた史上最速レコードとして記録されています(後に日本人ボクサー、田中恒成がタイ記録を打ち立てている)。

 

直近の試合(2020年10月17日 ティオフィム・ロペス戦)では、残念ながら3‐0の判定負けを喫しています。

 

ですが、今だ引退の意を表明していないうえ、ロペスに対して再戦を希望しているため、現役は続行するものと思われます。

 

今やその名をボクシング界以外にも轟かせている圧倒的怪物・井上尚弥選手や昨年の大晦日に若き挑戦者を、キャリアと経験に基づいたテクニックで退けた井岡一翔選手、キックボクシングからの転向で一躍話題となった武居由樹選手など近年盛り上がりを見せている日本ボクシング界ですが、言わずもがなボクサーは海外にもごまんといます。

 

是非、海外ボクシングにも目を向け、アナタだけの推しボクサーを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに僕の永遠の推しボクサーは、モハメド・アリと山中慎介さんです。