プロのボクシングの試合を組むのは基本的にプロモーターと呼ばれる人です。
プロモーターが対戦相手や試合の日程・会場などを決めます。
日本ではボクシングジムの会長がこのプロモーターの役割を担っています。
しかし対戦相手を自分で決めれるということは弱い相手とばかり試合をすることもできてしまうわけです。
チャンピオンになった後は格下の相手とばかりと試合をして防衛記録を重ねていく…。
そんなことができないために存在するのがこの「指名試合」という制度なのです。
この指名試合はチャンピオンに適用され、プロモーターではなくその世界王座の認定団体が対戦相手を決めます。
基本的には世界ランキング1位の選手と試合を組まれることが多いです。
余談ですが序列ってチャンピオンが1番上なのに、その次が世界ランキング「1位」なんですよね。でもランキング1位の選手は本当は2位なんですよね。チャンピオンが1位なんだから。日本語って難しい…あ、英語か。
ちなみにこの指名試合のペースは団体にもよります。チャンピオンになったら1年以内に指名試合を行いましょうとかそんな感じです。
ただ、この期限は守られないことも多いようです…。
関連記事
コメントをお書きください