キックボクシングでゴルフが上手くなりますよ!
と聞くと「本当かよ?」と懐疑的になるでしょうが、もし本当ならぜひキックボクシングを始めたいと思うのではないでしょうか。
趣味はゴルフです!という方は多いですよね。
プライベートはもちろん、仕事の接待などでゴルフをする機会もよくあるのではないのかと思います。
しかしゴルフってただ振り込めば上手くなるっていう単純な競技ではないのが難しいですよね。
でももしかしたらコレをすればスコアがアップするかもしれません。
スコアがアップする方法、そう、キックボクシングです。
別にあれですよ!うちがボクシング&フィットネスクラブだから無理矢理こう言っているわけではないですよ!
2021年絶好調の女子プロゴルファー稲見萌寧選手をご存知でしょうか。
獲得賞金額は1億円を突破し、賞金ランキングも3位に浮上するなど今年の東京オリンピック代表も視野に入ってきています。
そんな稲見萌寧選手の好調の秘訣がなんとキックボクシングだというのです。
稲見選手は元々、体幹がブレやすいこと、ツアー後半になると体重が落ちてきてスタミナが最後までもたないことが課題だったそうです。
それを改善するためにねじる動きと地面を踏み込む動きにゴルフとの共通点を見出しキックボクシングを始めたとのこと。
すると課題だった体幹の強さに加え身体がスムーズに動くようになったのか不調だった飛距離も改善傾向になります。
筋肉がついて体重も増え、最後までやりきるスタミナもついていきました。
実際キックボクシングを始めてゴルフのヘッドスピードは2m/秒アップ、飛距離アップ効果は5ヤード伸びたそうです。
ゴルフは難しい競技なので、単純に「キックボクシングやれば絶対ゴルフのスコア伸びますよ!」と言い切ることはできませんが、稲見選手に関してはいい影響があったのは確かでしょう。
稲見選手の今後の更なる躍進に期待しましょう。
なぜキックボクシングがゴルフに繋がるのか?
本当にキックボクシングがゴルフに役立つのならその要因はなんなのか分析してみましょう。
動きをみているといくつかの共通点がありました。
1.身体をねじり、地面を踏み込む動き
これは稲見選手も言っていましたね。
キックボクシングのパンチ・キックは身体をねじり地面を踏み込んで打つのが基本です。
パンチは腕で打つイメージが強いですが、正しいパンチは脚をねじり、腰をねじり、しっかりと地面を踏み込んで初めて強いパンチが打てます。
キックボクシングを通じて身体をねじるのがスムーズになればそれがゴルフでも活かされます。
2.全身の連動性
身体が細くても飛距離がすごい人っていますよね。
そういう人は全身を連動させるのが上手です。
身体の使い方が上手いと言ったりもしますね。
キックボクシングでも小柄な人が大柄な人よりもパンチ力があることがあります。
普段の練習から全身をうまく連動させてパンチ・キックを打つことを意識することがゴルフにも繋がります。
3.体幹を安定させる
ゴルフのスイングの際の腕、キックボクシングのパンチの際の腕・キックの際の脚。
これらはそれぞれ稼働しているわけですが体幹しっかりと安定し、ブレずにいることが理想です。
腹筋に力が入って土台がしっかりしていることで強く打つことができます。
キックボクシングにおいても体幹がブレていては強いパンチ・キックは打てません。
特にキックの際は片足立ちでバランスをとりながら体幹を安定させる必要があるので体幹トレーニング効果も絶大です。
ただ単にキックボクシングをやればゴルフスコアがアップというわけではありません。
これらをしっかりと意識をしながらキックボクシングをおこなうことがゴルフにも繋がるでしょう。
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