サッカー選手がプロボクサーになりました!
と聞くと思わず「えっ?」となりますよね。
日本の元Jリーガーのハウバート・ダン選手がプロテストに合格し、見事プロボクサーになりました。
所属はあの井上尚弥選手や最近K-1からボクシングに転向した武居由樹選手といった有名プロボクサーも所属する大橋ジムです。
このニュースを最初に見たときに思ったのは、素人のような感想ですが「サッカーやってたのにキックボクシングじゃなくてボクシングなんだ」ということです。
確かにサッカーの蹴り方とキックボクシングの蹴り方は違うのでサッカーをやっていたからといってキックも強いとは限りませんが、なんというか、ずっと蹴るスポーツをやっていたのにキック禁止の競技をやるんだなあ…というか。
実際にFitnessSceneでもサッカー経験のある会員様はキックをやりたがる方が多いのです。
プロでやるぐらいずっとサッカーをやっていると、燃え尽き症候群じゃないですができるだけ違うことをやりたくなったりもするんでしょうか。
キックこそありませんが、サッカーで培ったフットワークはボクシングでも活かされるでしょうね。
ちなみに現役時代のポジションはフォワードとのこと。
(2021.9.28追記)
9月9日にプロボクサーとしてのデビュー戦をおこない、判定で見事勝利を収めました。
リングネームは「ダン・ディー・ディリンジャー」
サッカー選手からプロボクサーへの挑戦ということでいうと、世界的に一番有名な選手はリオ・ファーディナンドさんでしょう。
あのマンチェスターユナイテッドで13年間プレーし、455試合に出場。
イングランド代表としても81試合に出場するなど、まぎれもないトップ選手のひとりです。
そんなファーディナンドさんは引退後にプロボクサーを目指すことを発表。
SNSなどでも軽快なミット打ちの様子もアップしていました。
しかし38歳という年齢を理由に、残念ながらプロボクサー申請は却下されてしまいました。
元サッカー選手がプロボクサーを目指すという目標は、挑戦することも叶わなかったのです。
この結果に対してファーディナンドさんは「ライセンス獲得を目指し週4、5回のトレーニングを積んでいた。ボクシングというスポーツの危険さ、難しさも承知しているし見くびったこともない。目標に向かって努力する姿を人々に見せたかった」とコメントしています。
やはり別のスポーツでキャリアを全うしてからの格闘技転向となると、年齢的な面がネックになるようですね。
ちなみにこれは余談ですが、サッカー選手の話だとあのディエゴ・マラドーナさんも練習の一環としてボクシングを取り入れたり、引退後にエキシビションでボクサーとして?リングに上がったこともあるそうですよ。
球技から格闘技への転向例だと、最近では元プロ野球選手の相内誠選手が野球からキックボクシングへ転向し、先日デビューを果たしました。
デビュー戦こそKO負けとなりましたが、2020年11月3日にプロ野球退団発表からの2021年2月28日にキックボクシングデビュー戦と本格的に格闘技に転向してから非常に短い期間でのデビュー戦だったためまだまだ今後の成長も期待されます。
年齢もまだ26歳と若いので伸びしろは十分ですね。
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